マイルCS 2025【袋とじ】馬券予想に役立つ情報満載!
ー11月23日(日)更新ー
徳吉 一己
(元JRA競馬学校教官)
騎手時代の通算成績は重賞14勝を含む536勝。騎手引退後はJRAからの要請で競馬学校の教官となる。福永・池添・田辺・和田など現役騎手の半数以上が教え子であり、「鬼教官」と呼ばれた特別な存在。
今年は出走18頭全てが重賞ウィナーでG1馬も6頭が顔を揃えているというハイレベルなマイルチャンピオンシップ。
その中でも中心視されるジャンタルマンタルは2歳G1の朝日杯FS、3歳G1のNHKマイルC、4歳になった今年は安田記念を勝ち進み、今回勝てばJRAで牡馬が勝てるマイルG1の完全制覇となる。
同世代の牝馬アスコリピチェーノも阪神JFとヴィクトリアマイルを勝ち、NHKマイルCではジャンタルマンタルの2着。この2頭が4歳世代のトップマイラーと言っていいだろう。
そして、ジャンタルマンタルと安田記念、富士Sで戦ってきたのがソウルラッシュとガイアフォース。この3頭は安田記念、富士Sで続けて上位を独占している。人気もこの4頭までが10倍を切るという様相になっている。
「59キロでも富士Sから始動したのはマイルCSを確実に勝つため」とジャンタルマンタル陣営。川田将雅騎手、高野友和調教師ともに今年一番レベルの自信を会見など公の場でも見せている。
ソウルラッシュは4年連続のマイルCS参戦。4着、2着、1着と走るごとに着順を上げており、7歳を迎えた今年は春の安田記念でもジャンタルマンタルを抑えて1番人気に推されたほどだった。
「今までの成績通り、東京よりも京都が得意なタイプ。富士Sは59キロだったしスローペースで展開も不向きだった。衰えはないし今年もこのレースに向けて上積みがある」とのこと。
ガイアフォースは安田記念でソウルラッシュに先着する2着。富士Sではジャンタルマンタルも破って久々の重賞勝利を果たしたが、今回は3番人気争い。
この点について関係者は「ガイアフォースはマイルCSを見据えてというより、目先の重賞を獲りに行っていたからね」と語る。世間的にも本番のココでは再逆転を許すことになるのではないかと見られているようだ。
ただ、厩舎サイドは「今回は再ブリンカー。これがウチの馬の上積みです」と語っている。春の安田記念は初ブリンカーで2着に好走したが、前走の富士Sはブリンカーを外して出走。これはマイルCSで再び刺激を与えるための策だったそうだ。
アスコリピチェーノは天栄から美浦に帰厩し、翌日にはもう栗東へ移動。実質的な調整は全て栗東滞在で行われてきた。阪神JF、桜花賞の時も栗東滞在で結果を出している。
「右に重心が掛かりやすいのが課題だったが、1週前追い切りでしっかり調整できて、今週はバランスの取れた動きになっていた」と栗東の関係者。仕上がりは問題なさそうで、あとは初出走の京都コースがどちらに出るか。
サンデーレーシングはアスコリピチェーノとともにチェルヴィニア、マジックサンズも交えての3頭出し。チェルヴィニアは近走の結果から評価を落としているが、二冠牝馬の参戦となればもっと話題になっていて不思議ではない。それだけ今年のメンバーレベルが高いということだろう。
「前走は当日まで太目を解消できないままレースになってしまった。仕上げきれなかった厩舎の責任です」と毎日王冠後の厩舎関係者。今回は490キロ前後で出走できるかが一つの指標になる。
マジックサンズはNHKマイルC2着。今年は唯一となる3歳馬だが、前走の富士Sでも折り合いを欠いていたように、マイル戦でもペースが緩むと苦労する気性。武豊騎手が前走を踏まえてどう乗ってくるか。
昨年2着エルトンバローズ、3着ウインマーベルも層の厚さに押されて再び人気薄となりそうだが、どちらも主戦を務めるジョッキーの感触は良い様子。このレースは複数回馬券になる馬、不思議とこのレースだけ毎年輝く馬というのも少なくない。
≪今週の重賞情報袋とじ≫
マイルCS
2025
京都11R 芝1600m
~枠順確定版~
| 枠 番 |
馬 番 |
馬 名 |
騎 手 |
|---|---|---|---|
| 1 | 1 | トウシンマカオ | 団野 大成 |
| 2 | シャンパンカラー | 坂井 瑠星 | |
| 2 | 3 | ウォーターリヒト | 高杉 吏麒 |
| 4 | マジックサンズ | 武 豊 | |
| 3 | 5 | アスコリピチェーノ | C.ルメール |
| 6 | ガイアフォース | 横山 武史 | |
| 4 | 7 | チェルヴィニア | T.マーカンド |
| 8 | カンチェンジュンガ | 藤岡 佑介 | |
| 5 | 9 | エルトンバローズ | 西村 淳也 |
| 10 | ラヴァンダ | 岩田 望来 | |
| 6 | 11 | オフトレイル | 菅原 明良 |
| 12 | ウインマーベル | 松山 弘平 | |
| 7 | 13 | ロングラン | 岩田 康誠 |
| 14 | レーベンスティール | D.レーン | |
| 15 | ジャンタルマンタル | 川田 将雅 | |
| 8 | 16 | ドックランズ | M.ザーラ |
| 17 | ソウルラッシュ | C.デムーロ | |
| 18 | ワイドラトゥール | 北村 友一 |
[マイルCS]
注目の社台
グループ関連馬
ー11月22日(土)更新ー
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桐 生
社台情報部の桐生です。
秋華賞から菊花賞、天皇賞(秋)、エリザベス女王杯とこの秋のGIを4連勝中の社台グループですが、今週のマイルCSにも有力馬をエントリーさせてきました。安田記念でマイルGI・3勝目をマークした社台F生産のジャンタルマンタル、そして王者のノーザンFからアスコリピチェーノ、さらには追分Fからガイアフォースなどなど8頭がスタンバイしてきました。グループ内の切磋琢磨という点からも楽しみな一戦となりそうです。
社台グループ関連馬
ジャンタルマンタル
馬主:社台RH
生産:社台F
安田記念でマイルGI・3勝目をマークしたジャンタルマンタルが4つ目の制覇を目指します。このマイルCSを制せば牡馬の芝マイルGI完全制覇となりますからね。種牡馬入り後の箔も違いますし、牧場サイドとしてもかなり力が入っているのは言わずもがなでしょう。
父パレスマレスはカーリンの直仔で、現役時はベルモントS、メトロポリタンHの米GIを勝っています。また、ステイヤーズSを勝ったアイアンバローズ、天皇賞(春)を制したジャスティンパレスは弟にあたり、母インディアマントゥアナは米G3レッドカーペットHの勝ち馬。社台Fが育成を担当しています。
前哨戦の富士Sは59キロを背負うのを分かっていながら使っており、陣営にしてみれば“調教代わり”と言えるようなもの。鞍上サイドも本番を見据えて“取りこぼしがあるかも”と漏らしていたという話さえありますからね。青写真通りに状態面は上向いています。
テキがドジャース・山本由伸選手の言葉を借りて「負けるという選択肢はない」と会見でも話していましたが(実は内々でも使っていた)、それだけ自信を持っているという証。普通に回ってくれば勝ち負けという見立てです。
このジャンタルマンタルの他にも、シャンパンカラー、マジックサンズ、アスコリピチェーノ、ガイアフォース、チェルヴィニア、ロングラン、レーベンスティールとスタンバイしている社台グループ関連馬の走りにも注目です。
[マイルCS]
重賞調教
ウォッチャー
ー11月21日(金)更新ー
≪栗東・好調教馬≫
ソウルラッシュ
(牡7、栗東・池江泰寿厩舎)
栗東坂路(良)4F 53.7-39.3-25.0-12.1秒
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高 島
富士S3着からの参戦となる池江泰寿厩舎のソウルラッシュ。最終追いの坂路は強めに追われて4F53秒7、ラスト1F12秒1の時計をマーク。1週前のCWコースでは3頭併せで意欲的に追われて6F80秒1、ラスト1F10秒9の時計を叩き出しています。前走の富士Sは骨折で4カ月ぶりの実戦だったことを考えれば、ひと叩きして確実に状態面は上向いていますね。
前走で騎乗した団野騎手も「いい頃に比べると少し重たく感じていました」と話していましたし、前走はマイルCSに向けたあくまで伏線に過ぎず。続けて「この後、もっと良くなると思いますし、個人的には京都の方が合うと感じているので次が楽しみです」とまで漏らしていたほど。
今回はC.デムーロ騎手に手綱を譲りますが、この乗り替わりは心強い限り。ひと叩きして順当に良化し、迎える本番マイルCS。連覇も十分にあり得るのではないでしょうか。
≪美浦・好調教馬≫
レーベンスティール
(牡5、美浦・田中博康厩舎)
美浦W(良)6F 82.5-66.1-51.2-37.1-11.6秒
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神 谷
毎日王冠を勝ってマイルCSに駒を進めてきた田中博康厩舎のレーベンスティール。この中間はWと坂路の併用で入念に乗り込まれています。最終追いのWコースでは6F82秒5、ラスト1F11秒6の時計を馬なりでマーク。力強い脚捌きでコースを駆け抜けており、追い切り後の息の入りも問題なし。いい状態にあるのはまず間違いなさそうです。
マイル戦は2走前のしらさぎS(7着)以来、2度目となりますが、「もともとマイルは使いたい条件で、あの時(しらさぎS)は仕上がりも不足していて、栗東滞在で臨んでレース当週にすくんでしまった。あの一戦でマイルが合わなかったとは言い切れない」と陣営も明言しているほど。自在に立ち回れる脚質は大きな武器になりますし、陣営の感触からもマイルで初GI戴冠もあるのではないかと見ています。
[マイルCS]
馬主絡みの
重賞こぼれ話
ー11月20日(木)更新ー
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赤 堀
馬主情報部の赤堀です。
競馬セブンでは、先週のエリザベス女王杯は◎レガレイラ(1着)から、9番人気ライラックの激走情報もスッパ抜いて、3連単2万4680円、3連複8920円、馬連1280円の完全的中をお届け。
これで、本年度の牝馬GI【5戦4勝】、さらに本年度のクラシック【6戦5勝】(ちなみに牡馬は【3戦3勝】)と大幅勝ち越しを決めていますし、『GI勝負にも強い』を結果で証明しております!!
さあ、今週行われるマイルCSは年末の香港遠征を視野に入れた上で参戦する馬、年内最後のレースとして見据えている馬、末の阪神Cや年明けの金杯までを視野に入れている馬などなど事情は様々です。
馬主の思惑や戦略うは当然のこと、陣営にとってこのマイルCSがどのような立ち位置にあるのかを把握することが的中への重要なポイントと言えるのではないでしょうか。
今週のマイルCSで馬主情報的に注目しているのは、森永聡オーナーが所有するラヴァンダです。
森永聡氏は、父・森永正志氏が北海道新冠町で1968年に創業した牧場を受け継いで経営しているオーナーブリーダー。道を挟んだ真向いにはアラホウトクやラインミーティアなどを生産したアラキファームがあります。小規模な牧場ですが、“馬ファースト”をモットーに馬づくりをおこなっており、ラヴァンダで制した前走のアイルランドTが中央重賞初制覇となります。
大手が席巻する現代競馬で、この手の小規模牧場から中央のGI馬が出れば馬産地も大いに盛り上がりますからね。オーナーサイドとしても力が入っているのは言わずもがなではないでしょうか。
1週前追いでは主戦の岩田望騎手が跨って感触を確かめ、最終追いの坂路では4F50秒5、ラスト1F11秒8の好時計を馬なりで叩き出しており、状態面の良さは一目瞭然。「これからGIでも通用しそうです」と前走後に岩田望騎手も明言していましたし、完全本格化した今ならGI制覇も夢ではないと見ています。
[マイルCS]
3つの
好走ポイント
ー11月19日(水)更新ー
本日は過去の傾向から、好走馬の共通ポイントを3つご紹介します。
この3つの好走ポイントに1つでも該当する馬は、人気問わず、好走する可能性十分。是非、注目してみてください。
2.前走G1で上位人気は能力の証明
3.結局は前走好走馬
★好走ポイント【1】
4歳馬の好走率が約2倍
| 3歳 | [3-1-2-27] 連対率12.1% 複勝率18.2% |
|---|---|
| 4歳 | [4-5-4-32] 連対率20.0% 複勝率28.9% |
| 5歳 | [2-3-4-52] 連対率8.2% 複勝率14.8% |
| 6歳 | [1-1-0-18] 連対率11.1% 複勝率11.1% |
| 7歳以上 | [0-0-0-15] 連対率0.0% 複勝率0.0% |
馬齢別成績を見ると、4歳馬の好走率が他に比べると約2倍。
3歳馬の成績がそこまで目立たないのは、11月以降のマイル戦は古馬と3歳馬の斤量差が2kg→1kgになる影響もあるのかもしれません。
4歳馬で当日5番人気以内だった馬は[4-3-4-11]で連対率31.8%、複勝率50.0%。6番人気以下は[0-2-0-21]となっており、人気で大きく成績が分かれる傾向。馬券対象になったのは22年のダノンザキッド(8番人気2着)と、24年のエルトンバローズ(7番人気2着)でした。
★好走ポイント【2】
前走G1で上位人気は能力の証明
前走5番人気以内だった馬が[10-10-8-81]と馬券の中心。
その中で前走がG1だった馬は[4-2-1-9]で連対率37.5%、複勝率43.8%と好走率が高くなっています。
前走3番人気以内だった馬に絞っても[10-6-5-55]で、勝ち馬は全てこれに該当しています。
なお、前走6番人気以下[0-0-2-60]から馬券対象になった2頭は、15年3着イスラボニータ(前走・天皇賞秋6番人気3着)、24年3着ウインマーベル(前走・スプリンターズS7番人気5着)。どちらもG1出走馬で、掲示板には載っていました。
★好走ポイント【3】
結局は前走好走馬
前走着順別成績を見ても、前走5着以内の馬が[10-10-9-80]で、前走6着以下は[0-0-1-62]と成績が大きく分かれています。
前走6着以下から馬券対象になったのは23年3着ジャスティンカフェ(前走・毎日王冠7着)1頭のみ。凡走からの巻き返しが難しいレースという傾向が出ています。
前走3着以内の馬に絞っても[9-9-5-53]と連対馬のほとんどを占めており、そのうち、前走G1組が[4-2-1-5]で連対率50.0%、前走G2組が[5-4-4-28]で連対率22.0%、前走G3組が[0-3-0-15]で連対率16.7%。前走の格によってキレイに成績に差がついています。
それでもココ3年はいずれも3連単10万馬券となっているように、一筋縄ではいかない傾向。
前走、重賞で好走しているにも関わらず、あまり人気にならない馬が妙味アリと言えそうです。
・ジャンタルマンタル
【★★】
・ガイアフォース
・チェルヴィニア
・ラヴァンダ
【★】
・アスコリピチェーノ
・ウインマーベル
・ソウルラッシュ
・マジックサンズ
・ランスオブカオス
・レーベンスティール
・ワイドラトゥール
※好走ポイントに該当した数で★をつけています。
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